バンガロールのワイン事情
インドは牛肉が食べれない、お酒が飲めない、というイメージが多いし、実際にグジャラートのように牛肉もお酒もNGの州も多い。一方で、日本からの出張者には「インドはEUのように州ごとに言語も風習も違うんですよ」と良く伝えるけど、本当にその通りだと思ってる。日本から来ると信じられないけど、何十という言語があり、数百キロ離れると文字も全く異なりお互いに一切の会話ができない国(外国人からしても文字が違うことが分かるくらい)。そんな事情もありビジネスは英語が基本なので、我々みたいな外国人も(言語面では)ビジネスがしやすい。
だいぶ話が逸れたけど、こんなインドにおいて、バンガロールはお酒的には恵まれてる。多くのワイナリーが近くにあり、パブなども多く点在している。
今日は、その中でもワインについて。
ソムリエ資格を持っていた元デリー駐在員の方によると、白はKRSMA、赤はGloverのInsigniaが一番とのことだったけど、知る限りでは両方ともバンガロール近辺でしか買えない。特にInsigniaはGloverのワイナリーでしか買えないし、マグナムボトルが基本で6,000INRもするので(写真は通常ボトル)、特別な日のために家で寝かせてあり、お世話になった方の送別会などで投入する 笑
ちなみに、ワイナリーにてワインの保存方法を聞いたら「バンガロールは気候が安定してて良いから、室内保存で十分」とのこと。
酒屋に行くと、この他にも大量のインドワインがあり、お酒には事欠かない。駐在員で集まって飲む際も、インドビールとインドワインが定番。ただ、インドのレストランのあるあるだけど、メニューにあるのに出てこない料理やお酒が多いので、本気でワインを飲みたいのであれば酒屋で買うべき 笑
個人的に一番よく飲むのはKRSMAのK2。少し若い感じだけど、美味しいし、飲みきれずに冷蔵庫に入れたヤツも美味しくいただける。何より、お手頃価格 笑 駐在当初は日本出張時にお土産として持って行ってたけど、まぁ、そこまででもないし、最近はリクエストされたらウィスキーと一緒に持っていく程度。
ウィスキーの話は、また次回に。
ちなみに、上述のGloverはワイナリーがバンガロールの空港近くにあって、ワイナリーツアー〜ワインテシスティングを楽しむこともできる。最近リノベーションして綺麗になったこともあり、インド感が少ないので、お酒好きの出張者を連れて行くことも多いし、週末に行くと結構な割合で他都市の知り合いに出会うくらいインド駐在員の中では有名なスポット(と思われる)
ワイナリーツアーには午前と午後の部がある。両方行ったことがあるけど、Sulaのワイナリーと違って併設のレストランで出てくる料理がインド風中華料理で辛くワインに余り合わないので、個人的には午後の部に行って、ワインを飲み始める前にご飯を食べちゃう方が好みかな。ワインテイスティングの後は、併設のワインショップでワインを買って、みんなで飲むことも可能。週末の昼間から気持ちの良い気候の中でワインを飲むのも楽しいものです。